マスコミ的にいえば絵になる被害者のみを映し出している件について。

確かにやり場のない怒りをぶつけたくなる気もわかる。
恨み言を言いたくなるのも理解できるし、人間として当然だと思う。


ですが、テレビで繰り返し放送されるような被害者ばかりでないのも事実。


尼崎の列車脱線事故のJRに対する高圧的過ぎる記者より
妹を亡くした弁護士・小寺一矢のコメント
「三日間ここに(安置所)に通って精神的にとても辛かったので、
 身元を確認できて正直ほっとしている。」
「中(安置所)にいるJRや県警の方はホント一生懸命やっている。
 あれだけ一生懸命やっている方を責める事はできない。」
「今回の事故は社会のゆるみが引き起こした。それを作ったのはあなた方マスコミであり、
 私達自身です。誰を責めても仕方ない。」


しかしこういうコメントはほとんど放送されないマスコミの不思議。