逆噴射

とある人に連れられて高級そうな飲み屋さんに連れて行ってもらいました。(というか連行された)
その人は慣れているのでいいんですが、小市民な自分にはもう恐ろしくて恐ろしくて。
こんなとこイスに座ればナンボ、おつまみ頼めばナンボの世界だと思っていたので。
しかしまぁ、おごってくれるそうなので、
ちょっとは安心、と思いながら腰を下ろしたのです。
したらまぁ、ドラマに出てくるような和服の「ママ」さんという人が挨拶に来るではないですか。
連れて来てくれた人と知り合いらしく盛り上がってるんですが、正直自分はどうしたら、
とそんな面持ちでいると、なんと女の子が横に来ましたよ。
そしてウイスキーのボトルを開けて水割りを作ってくれるんですよ。
っていうか、連れて来てくれた人、ボトルキープとか言っちゃってるし。それ高いんじゃないのかぁぁ!とか心の中で叫びつつ、せっかくだから作ってくれた水割りを頂くことにしました。
横に来た女の子も話をあわせてくれて、そこそこ楽しみながら飲んだんですが、困ったことにある程度なくなったらまた作ってくれるのです。
ま、それはサービスだからなんですが、飲んでも飲んでも作ってくれるわけで。
おさえときゃいいのにそれがおいしいお酒だったから進む進む。
おかげでホントに吐くほど飲みました。もう噴水のごとく。・・・一応店は出てからなんですけどね。


でその後のことが困ったことに記憶が曖昧なわけで。
タクシーから降りて(だと思うが)すっ転んで(朝になって気づいたら顔に傷が…)気がついたら道端に横になってたことがぼんやりと思い出せるだけで。
朝になって起きたらちゃんと風呂に入って服着て寝てましたからね。
さすが人間、意識が朦朧としてても家には帰れるものだなぁと。


飲みすぎには気をつけようというお話でございましたとさ。