引越しその⑤ 山越え、隘路、朝霧

同じ道を帰りたくないなぁと思ったのが間違いの始まり
よし、じゃあ別の道で帰ってみようということになり、脇道へ
それは山を越えて県境を越えるルートで、道がつながってるのははっきりしてたのだが
道は次第に細くなり、しかも日は暮れてくるし、、、でもまだこれは序の口だったのだ
一応頂上付近は開けてて休憩所などあったからちと休憩
それでは山を下るぞ、、、と進んでいくと、道はますます細くなり
センターラインは消え路側帯も消え、、、ホントにこの道で大丈夫なのだろうか?
そのうち杉林の中に入り、カーブを何度も曲がっているうちに、なんだか同じところをぐるぐる回っている気分に
たぶん遭難するときはこういう感じなんだろうな
ま、遭難することもなく無事国道に出て、途中高速を使い降りたところが三次という街です
ただ夜なので通り過ぎただけですが、、、
そこからはもう何の変哲もない、普通の道のり
長い長い一日は幕を閉じたのでした